先日You Tubeでも暦と季節の話をしましたが
現在、二十四節気の大寒が過ぎ、
春の始まりの、立春を臨む、土用の期間です。
昨日から全国的に大寒波となり、ここ、京都でも雪が振りました。
夜の静寂とともに、雪の静寂に包まれ、
雪の清らかさと冷たさと暖かさに包まれながら、
琴曲《白雪》を弾いて楽しみました。
本日もチラホラと雪が降っていましたが、
時々晴れ間も見えましたので、少しお散歩をしました。
昨晩はもっと積もっていましたが、
あっという間に道路の雪は溶け、
地面や草木の上だけが雪化粧をしていました。
南天も雪を被り、
岸辺の竹林も雪景色を見せていましたが、
歩き進んでみると、なんと、もう梅が咲き始めていました。
やはり梅は格別ですね。
春の訪れを知らせてくれる、大切な花。
その香りもまたとても優雅で清々しく。
空に向かって咲いていくその潔さも、春を感じさせます。
季節は留まることなく進み、まもなく立春。
《梅花三弄》の季節になります。
楽しみです。